象牙を商売の取り引きに使う

象牙印鑑イメージ

印鑑を作る時の印材ですが、柘植(つげ・一文字で柘と書くこともある)が使われているのが一般的だったらしいです。
柘植は印鑑を作るのに適した木で、朱肉のなじみもよく、印影がキレイに残るといいます。

でも今、印材は種類がたくさん増えましたね。
一番多いのはやっぱりプラスチック製のものでしょうね…一番安くもありますしね。

柘植は今でも使われていますが、その他に印材として扱われるようになったものは、象牙(本象牙)、牛角(黒水牛、オランダ水牛)、チタン、琥珀、マンモスの牙等々…。

高級素材または貴重素材ばかりが使われるようになっているような気がしますが…一体どうしてでしょうか。

特に、象牙。
たくさんあるい印材の中でも、象牙は朱肉のなじみがとてもよく、使えば使うほど光沢が出てきて独特の味も出てくる高級印材。

しかし、野生の象の象牙は大変貴重だし、象自体も絶命の恐れが出てきて1989年のワシントン条約で輸入禁止とされましたが、今は公的な管理の元で販売が行われているらしいです。

象牙を扱うためには、ちゃんと管理元に届け出を出して、象牙の管理票の記録を経済産業省への報告が義務付けられているそうです。

ここで私が思うのは、野生の象の絶滅を心配しながら、それでも(一応は規定を設けて)扱い続けるのは、一体でどうしてなのかということです。

印鑑の世界だけの中で言うとの話ですが、確かに象牙の印鑑は高級で見た目もとてもキレイで、印鑑としての使い勝手も申し分ないと思います。

「象牙色」といって、象牙の印鑑の最高級品になると真っ白でもなく、黄ばんでもいなくて非常に落ち着いた色をしているそうですが、言ってしまえば「ただそれだけのこと」ではないのでしょうか。

象牙を使った印鑑しか使いたくないという人がいるでしょうか…絶命を心配しつつも象牙を商売の取り引きに使うのは、矛盾してはいないでしょうか…。

印鑑は、高級感がなければいけないということはなく、使いやすいかどうか、印影がキレイに出るかどうかが大事なんじゃないかと思うのですが、この考え方は変に思われてしまうんでしょうかねぇ…。

最後に余談ですが、とあるところで「ダイヤモンドで印鑑を作ってみたい」という人がいるのを見かけました。
せいぜい宝くじでも当たったら作ってみたらどうですか、という感じです。
もし万が一落としでもしたら、宝くじが持ったいないことに~!

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